ネイン代表の山本です。9月9日のAppleの発表に合わせてなのか、Google、その他メーカーのスマートウォッチの動きも活発になってきていますね。今週はその動きについてまとめてみました。

スマートウォッチといえば、現在はApple Watchの独占状態。

「Apple Watch」の4~6月期の出荷台数は360万台──IDC調べ
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1508/28/news077.html

この数字が多いのか、少ないのか。普通のハードメーカーなら売り上げ的には超大ヒットで。問題はそこに至るまでどのくらいの開発費をかけていたかですが😱

https://www.android.com/intl/ja_jp/wear/

ついに初のNexusスマートウォッチが登場か…Apple Watchを凌駕するかも

http://www.gizmodo.jp/2015/08/nexusapple_watch.html

(元々LGのG WatchがNexusだったが、途中でNexusではなくなった。というウワサ話もありましたが。)また改めてのNexus Watchがやってくるのでしょうか。Apple Watch はハードとしての完成度は高かった。この流れはスマホに近いですね。最近は格安スマホが成長し、格安でそこそこのクォリティーのスマホが並ぶようになりましたが。最初は、Nexusでリファレンスを作らないと、各メーカー好き好きに作ってしまい、なかなか満足の高いものが出てきませんでした。

ただし、スマートウォッチは特に身につけるものなので、いくら時計以上に便利でも、それなりにいい金属を使った時計からチープなプラスチックに替えるのは抵抗があります。Moto360は少しそのハードルを越えていたと思いますが、LGがその心理的ハードルを乗り越えるようなモノを作るのか、注目です。少なくともこれまでのWearは、Urbine含めてチープな印象はぬぐえていませんでした。

または、元々のAndroid Wearのプロモーションビデオにあったような軽快な生活を支えるような道具。もっとファッションで遊べる要素が増えると、Androidらしいですね。

Android Wear が iPhone対応。最新のLG Watch Urbane と今後の新モデルが対応

http://japanese.engadget.com/2015/08/31/android-wear-iphone-lg-g-watch-urbane/

Android Wear が iPhone に対応する意味。Google にとっては、ハードウェアが売れても儲からない一方で、メーカー側は自分たちでiOS対応のモデルを作ればよく。既存のGoogleの動きからはなかなか理解しがたい部分ですが。

GoogleがSiriを意識しているとすると、納得できます。今後ユーザーインタフェースはディスプレーから自分で探すのではなく、情報が目の前にある、プロアクティブに用意されている時代になってきます。

ユーザーが何かを探そうと思わない、既存のディスプレーの利用頻度が下がる時代になるとすると、Googleとしては、Google Nowの存在、Google Now に触れてもらうユーザーインタフェースを死守するのは非常に重要なポイントになります。広告をメインのビジネスモデルとするGoogleにとっては、Siriが肩代わりして、Googleにアクセスすることすら許さない環境というのは死活問題になるため。さらに、Xiaomiや、WeChatなどは、サービスとしての Google を必要としないユーザーインタフェース、プラットフォームをどんどん構築しようとしています。

Android Wear はまだ未成熟ですが、今からいろいろなことを試し、ユーザーの目の前には Google Nowがいる。という環境をどう作り上げるか。非常に重要なアクションと考えられます。

その一方で、9月9日のAppleの発表でSiriをフィーチャーしているのは、ユーザーにその流れを語りかける布石なのかもしれません。Apple は音楽、動画、ニュース、地図含めユーザーが欲しいと思うコンテンツを束ねようとしています。探すのではなく、目の前に差し出す。その時代に向けて動き出しているように見えます。

 

スマートウォッチMoto 360 新モデル vs 現行モデル。新型は大小2サイズ展開?

http://japanese.engadget.com/2015/08/31/moto360-vs-2/

Android Wear の中で最も評判がよく、つけているとカッコイイね、と言われるMoto 360のニューバージョンが出る様です。もちろんiOS対応もしてくると思われますが、Apple Watchの洗練さにどれだけ打ち勝てるか、価格勝負にならないことを期待します。(日本でも販売してほしい。。)

サムスン、丸型ディスプレイになったスマートウォッチ「Gear S2」発表

http://www.rbbtoday.com/article/2015/09/01/134819.html

Apple Watchへの差別化でしょうか。丸型ディスプレーをキーデバイスとして発注してモデル展開し、差別化しようとする動きに見えます。Samsungの次のAndroid Wearも丸型ディスプレー展開で、CES、MWCに出てきそうですね。

ソニー、電子機能をバンドに集約したスマートウォッチ開発

http://ggsoku.com/2015/08/electronic-parts-of-sony-smartwatch-in-band/

wena 時計 + ウェアラブル といった位置づけ。時計というモノに立脚し、スマートであることを研ぎ澄ませたアプローチ。ですが、正直、個人的には共感はできません。

Apple Watch を使って最も便利なのが、メッセージが来た時に見えるメッセージ。アナログ時計の魅力をきちんと語れる方は、本当に機械時計を愛している人だと思います。一方で実用的な時計をつけている人は、時間を気にする忙しい人。

wenaの価格設定だと、後者を狙っているのだとは思いますが、であれば、Apple Watch が非常に便利に使えている中、ポジショニングが難しい商品かと。むしろ、SmartWatch3を正統に進化させて欲しい、そちらの方がユーザーはうれしいのでは。。

ネイン

といろいろ語っていますが、ネインもAndroid Wear、Apple Watch両対応しています。(意外とAndroid Wearはサクサク感高くて快適に使えたりしますが、スマホ側は少し重くて現在対応中です。もう少し待ってください💦)

ネインはフランス語で小人という意味です。パーソナル・アシスタント、通知が生活を変えていくのは明らかで、ネインとしてはSiriやGoogle Nowが実現できていない、忙しい人が快適にコミュニケーションできる手法を日々考え、実現しようとしています。

今、何している?をネインくん👶が自動で検知し、みんなにお知らせ、行動を先読みしてコミュニケーションを促してくれます。今を共有すれば、お互いに深く相手のことを知ることができ、そこで生まれるコミュニケーションはすごくハッピーなものに!

ぜひ、忙しいけど繋がっていたい、身近な方と使ってみてください!カップルで利用されている方が多いみたいですけど。仕事の同僚、バンド、ダンス、フットサル、モンハン仲間など。どんどん繋がってみてください。

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投稿者: Kentaro Yamamoto

Founder of Nain Inc. 株式会社ネインの代表です。何かしナガラでも情報とツナガルことで、情報の流れを変え、時の流れを変えます。移動しながら、ニュース、天気、メッセージを聴き、返信できるスマートイヤフォン『APlay』を開発しています。