1. Apple Watchに市場がざわめく

●腕時計型端末発売1カ月前、アップル来月9日にイベント(Reuter) http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0LU23N20150226

Apple Watchが3月9日発表予定とされており、iPod、iPhone の様なエポックメイキンな商品で大きな注目を集めています。これまで時代を変え続けていたアップル、顧客も業界人もクイズの正解を待っている視聴者の様にアップルに釘付けです。

●「Apple Watchは車のキーにもなる」とティム・クックCEO(WIRED) http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1502/28/news014.html

スマートになるWatch、今までスマホに搭載されていたがいまいち不便で活用できなかったPassbookなどの昨日に加え、Apple Pay、鍵などのいわゆる貴重品が一つにまとまる可能性があります。

●大量に市場投入される予定のApple Watch、成功の鍵は他分野との連携可能性(Tech Crunch)http://jp.techcrunch.com/2015/02/28/20150227tim-cook-says-apple-watch-could-replace-your-car-keys-and-thats-just-the-start/

すでにAppleは、HealthKit、HomeKit、CarPlayなどのIoT分野に進出しており、それらのAPIでつながった他デバイス、サービスとApple Watchが有機的に繋がる世界が作られそうです。

●Lunar’s First Apple Watch App Is Part Sundial, Part Time Machine(Fast Company)
http://www.fastcodesign.com/3042954/terminal-velocity/lunars-first-apple-watch-app-is-part-sundial-part-time-machine

デザインファームLunar初となるApple Watchアプリ「Onetime」。時差のある地域の人同士(たとえば北京とサンフランシスコなど)でコンタクトをとるときに、両者にとって都合の良い時間帯を簡単に表示することができる。アプリ経由で連絡をとることも可能。

2. スマートウォッチはすでにバトルが始まっている

●スマートウォッチ「Pebble」の新モデル、Kickstarterで再び大成功(WIRED)
http://wired.jp/2015/02/25/pebble-time-smartwatch/

Pebbleも今だと言わんばかりにApple WATCHのタイミングを狙ってきています。UIとしては非常に面白いアイデアでユーザーエクスペリエンスを第一に考えている作りに伺えます。ただしファッション性といった意味では見たところいまいちです。シンプルが良いのはたしかですが、必要なものが十分揃ったシンプルというものは非常に難しい。

3. 予想以上にウェアラブルは注目されている

●ウェアラブル端末「知っている」人が55.6%、「使いたい」人が20%を超える【MMD研究所調査】(Markezine)  http://markezine.jp/article/detail/22009

これまでネット上でスマートウォッチ、ウェアラブルはそこまで騒がれておいませんでしたが、予想以上に市場は注目をしていたことがうかがえます。

4. ハイテク企業がものすごい注目している Magic Leap が徐々に正体を見せ始める

常に謎に包まれている企業です。

●話題のMagic Leap「謎のARシステム」公開へ(WIRED) http://wired.jp/2015/02/28/magic-leap-reddit/

私の推測ですが、MICROVISIONの様な網膜照射型。目に直接安全なレーザーを当てる設計にすることで、目の前にディスプレーを置いてその映像処理が大変なオキュラスと異なる方向を描こうとしているのではないか。

もしかしたらその方が映像表示部と異なる設計にし、よりコンパクトな設計が可能になる可能性があります。

●謎のウェアラブル拡張現実スタートアップのMagic > Leap、新しいモバイルデバイスでスマホをリプレイスすると宣言(The Bridge)
http://thebridge.jp/2015/02/magic-leap-might-replace-your-smartphone-ceo-says-pickupnews

ヘッドマウントディスプレーは難しい製品ではありますが、快適に使えればすべてのディスプレーに変わるのもになる可能性があります。

よくグーグルグラスは失敗だった。という言葉を受けて日本では、完全にGoogleグラスが終わったと思い込んでいる人が多い印象を受けます。ただし、Googleもそうですしアメリカは失敗は成功の元という文化が日本よりも強いい国。
現在GoogleではiPodを作り、Nestを作った隠れた偉人トニーファデルを中心に次のグラスを作っていると言われています。技術的にも生活の道具としてユーザーエクスペリエンスが高いものとしても、グラスは引き続き注目です。

5. ウェアラブルの新しいアプローチ

ウォッチ以外にもすでにいろいろな身につけ方が提案されています。

●人工筋肉を備えた「スマート衣類」が、車椅子の代わりになる(WIRED)
http://wired.jp/2015/02/26/smart-trousers/

●Wankband: Pornhub’s Foray into Wearable Tech(PSFK)
http://www.psfk.com/2015/02/wankband-pornhub-wearable-tech-porn-charger.html

腕に付けることでエネルギーを生み出すことができるウェアラブル「Wankband」。振動によって生まれるエネルギーを電気に変え、スマホやラップトップの充電に使うことができる。(記事下の紹介動画がわかりやすいです)

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投稿者: Kentaro Yamamoto

Founder of Nain Inc. 株式会社ネインの代表です。何かしナガラでも情報とツナガルことで、情報の流れを変え、時の流れを変えます。移動しながら、ニュース、天気、メッセージを聴き、返信できるスマートイヤフォン『APlay』を開発しています。