みなさんは何か夢中になっているもの、いたものはありますか?
好きな音楽・映画・本・アニメ・スポーツ・動物などなど人それぞれ趣味嗜好は様々で、誰でも発信できる時代だからこそ選択肢もSNSが普及する数年前よりは膨大な数になりました。
さらに、オタクという言葉がファンという言葉より、自分がどれだけ夢中になっている対象を好きなのか表せるプラスの言葉に変わってきているような気もします。
情報社会の中、どれだけ他の人が知らない新人や無名な人・ものを見つけ、発信して人気になるか…これはバズるとネット用語では言われ、今ではTV番組でも大々的に使われています。
あとは、どれだけ一つのことを深く掘り下げて知識があるかやお金をかけているか…これは1度落ちてしまったら抜け出せないことから沼と言われ日常会話の中やSNSでも頻繁に発信されています。
SNSがない時代、同じ趣味を持った人が周りにいないため一人で悶々としていた人たちが、同じ趣味を持った人とネット上で簡単に繋がることができ、マニアックな話もできて仲良くなれる。
自分は「これが好きだ!」と声を大にして言える。そういうSNSの使い方は素晴らしいと思います。
2019年4月いっぱいで平成が終わり新年号が始まります。
「平成最後の〇〇」が乱用され、きちんと心の準備をして新しい年号(時代)を迎える、今までになかった出来事。
平成が終わる、一つの時代が終わる、それとともに引退・卒業・解散・活動休止などなど芸能面でも区切りをつける人たちが多い気がします。
大きかったのは、SMAPの解散と安室奈美恵さんの引退、さらに(これは平成関係ないですが)嵐の活動休止・・・
2020年には東京オリンピックが控えていて、多くのアスリートも「東京まで…」と頑張っている人も多いのではないかと思うと、オリンピックが終わったあとに引退ラッシュがあるのでは?とも思います。
何かに夢中になれるのは本当に素敵な体験だと思います。
ー愛することによって失うものは何もない。しかし、愛することを怖がっていたら、何も得られない。ー
B.d.アンジェリス
夢中を辞書で引くと「《名ノナ》それに心を奪われ、ほかの事を考えない状態になること。」
夢中になればなるほど永遠なんてものはないと多い知らされるのですが、不思議と夢中にならなければよかった…出会わなければよかった…とは思わない。
それはきっと、終わりや別れを乗り越えられるくらいの嬉しさや楽しさ、そして「幸せ」を夢中になったものからもらえたからなんですよね…
心を震わせる体験、感情が溢れる体験、好きすぎて苦しくなる体験、その全てが幸せなんです。
そしてその幸せが生きていく理由になり、生きていくための目的になる。
もし何か、夢中になったものや人を失ってしまった人、これから終わってしまうことがわかっている人は、どうかその喪失感や悲しみの分、自分を褒めてあげてください。
こんなに辛くなるほど何かに夢中になれた自分、何かを好きだと言えた自分を大切にしてください。
何かを大切にできる人は、誰かに大切にされる人だと思います。
“「愛する」ってのは 目の前にあるモノだけを愛するんじゃなくて 過去も未来も 抱きしめることかもしれない”
「フルーツバスケット」
なぜこんな記事を書き始めたのかというと、私も、ここ数年で好きなバンドが解散したり、応援していたアイドルが卒業したり、同じ職場だった友人が転職したり、と少なからず“終わる”という体験をして、「平成最後の〇〇」に影響されているからなのかもしれません。
ネインにも夢中で仕事をする人がいます。
今後とも、ZEENY&ネインをよろしくお願いいたします。
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