今回は、CMで「ウェアラブル端末〜」という単語が聞こえ、反射的にTVに目をやったのがきっかけで気になっていたアニメ映画『劇場版ソードアート・オンライン ーオーディナル・スケールー』を見に行ったのでその感想を書かせていただきたいと思います!

まず、APlayを使うようにならならなければ引っかかりもしなかった「ウェアラブル」という言葉。
ウェアラブル端末というのはスマートウォッチなど、身につけて持ち運べるコンピューターのこと。
そして もう一つ「ヒアラブル(Hear+able)」、つまり耳に装着する聴覚を使ったハンズフリーな端末のことです。
まさにAPlayですね!

そして今回映画の話の核となっているのがこれらの端末ですが、それではあらすじを簡単にご紹介します。

舞台は2026年。AR(拡張現実)型情報端末「オーグマー」という、片耳にだけつける小型のヘッドホンのようなウェアラブル・マルチデバイスが発売されました。オーグマーのユーザーを爆発的に伸ばしたのが「オーディナル・スケール」というオーグマー専用のRPG。 「オーディナルスケール、起動!」と言うだけで、衣装や街の景色が変わり手には武器が現れ、ゲームの中に入ってしまったような感覚になれます。覚醒状態、つまり起きたままの人間にゲーム世界の視覚・聴覚・触覚情報を送り込むことが可能なのでVR(仮想現実)世界よりも安全とされ爆発的人気になっていました。

今の時代でいうと「ポケモンGO」が1番近いのではないでしょうか。
ポケモンGOは私たちの世界にポケモンが現れたとう世界観ですが、オーディナルスケールはゲームの世界に起きたまま私たちが入り込むという設定です。
ゲームの運営側が「○○時、どこどこにボスモンスターが現れ、倒した人にはポイントが与えられる」というアナウンスをし、指定された場所にユーザーが足を運んでオーディナルスケールを起動させゲームの中に入ってモンスターを倒す。フィールドは実在する街の地形で実際に体を動かしてモンスターを倒さなければいけません。
もう一つ、映画の中でオーグマーと対になっているのが VR(仮想現実)です。実は映画の前の「ソードアートオンライン」TVアニメシリーズの舞台はVRなのです。
最近実際にPlayStation VRが発売されていますが、VRは目に端末を装着し仮想世界に入り込んでしまうものです。なので体は寝たままということです。
アニメシリーズではここが舞台なので興味のある方は見てみてください!

映画の話を簡単に要約すると、主人公のキリトとアスナ、そしてその仲間たちがゲームに参加しその裏に隠された陰謀を解いていくというストーリーです!

そのAR(拡張現実)型情報端末「オーグマー」は日常の中でも様々なことに使えます。LINEが来たら目の前に文章が浮かんで来て、手を空中で動かすだけでキーボードを操作し返信したり、今まで食べたもののデータを蓄積し分析して好みのものを教えてくれたり、音楽を流してカラオケができたりと劇中でも登場人物が様々なことに使用していました。

さらに、このオーグマーに限らず主人公たちはワイヤレスヘッドホンをよくしていて、家の中ではほぼ装着していました。
その生活の中で登場人物たちは、今まで私がブログに書いて来たことをほとんど当たり前のようにしていて驚きました。勉強するときや料理をするとき、電話など家の中で端末は持ち歩かず常にそのワイヤレスヘッドホンをしていたようなイメージです。
私は「これだよ、これ!」と思って序盤は映画を見ていました(笑)
もっというと、恋人同士が電車の中でお互いヘッドホンをしたまま肩にもたれて眠っていたシーンでは「ヘッドホンじゃなくてこれがイヤホンだったらもっと寝やすいだろうな…」なんて思いました。

登場キャラクターの中に「ユイ」という可愛い妖精がいるのですが、敵のデータの収集や分析をして主人公たちを助けてくれたり、細かいことだと「このデータ送っといて」と指示するとやってくれたり、まさに専用の コンシェルジュ的役割でした。最近では実際にこういうコンシェルジュ的なアプリも開発されているのでうまくウェアラブル端末と活用できれば実現できる未来なのではないかと強く感じました。

アニメシリーズや事前知識があまりない私でもとても楽しめた映画でした!
ぜひ、興味のある方は見に行ってみてください。

舞台は2026年!全然あり得る未来図です。その未来の一端をAPlayが担えるようにこれからも進んでいきます!

■劇場版『ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール−』公式サイト
http://sao-movie.net/

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