SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)という世界最大級のフェスティバルをご存知ですか?
毎年3月にアメリカ・テキサス州オースティンで開催される、Music・Film・Interactiveの三本柱で行われるイベントです。
こんなにも世界最大規模で世界の最先端が集結する、とっても“熱い”お祭りなのに日本ではあまり知られていない気がします…。
ただ、2015年にはPerfume、2016年には水曜日のカンパネラや[Alexsandros]などがライブを行ったことにより日本でも多少ニュースになっていたのかもしれません。
SXSWは、1987年にインディーズの音楽祭として始まりました。まだ新人のノラ・ジョーンズが出演し、翌日のアメリカのメディアに取り上げられて注目を集めたという話は有名で、彼女は恩返しのようにSXSWでは最新アルバムの中から先行で曲を披露したりと音楽業界的にもこのフェスで話題は持ちきりになります。
日本アーティストでは2015年に出演したのがPerfume。「SXSW Perfume Live STORY」と題したライブは、SXSWのために用意された未発表曲「STORY(SXSW-MIX)」からスタートして、彼女たち自身が半透明のスクリーンを持って動かし、そこに幻想的な映像を投影させてテクノロジーとダンスの融合を披露して魅せました。
Perfumeが出演した日は、インタラクティブフェスティバルの最終日でミュージックフェスティバルの初日という両方を掛けあわせたライブが求められている日だったとスタッフは語っていて、そして見事ライブ開始数時間前から会場は入場規制になっていたといいます。
ファンのみならず、世界各国の音楽関係者、技術開発者、クリエイターらが集結し彼女たちの最先端パフォーマンスを見守りました。
2016年にはポップハウス・ユニットの水曜日んカンパネラが“WEDNESDAY CAMPANELLA”としてCheer Up Charlie’sという会場のステージに立ちました。東京でホットなアーティストとして出演し、アメリカで初のパフォーマンスをしました。主演(ステージに立つ役)のコムアイが「I’m in the back!(私は後ろよ)」と客席の後ろから登場しオーディエンスを驚かせたり、ユニバーサルからのメジャデビューを発表、最後の曲『桃太郎』では透明のバルーンの中に入り、観客の上を転がるなど度肝を抜く演出で多くの人を楽しませました。
さらに、2017年も日本アーティストが出演予定!どんなライブを繰り広げるのか楽しみですね!
そして、Films。ズバリ映画祭!!9日間、幅広く豊富で多彩なフィルムラインナップを上映しています。
最後にInteractive。インタラクティブ・フェスティバルが開催され、その一環として業界で最も重要なイノベーターを称えるもので、SXSW賞・ SXSWアクセレータ賞・Dewey Winburne コミュニティサービス賞・SXSWインタラクティブノベー賞などなどのリリースイベントがあります。
TwitterやFoursquareなどのウェブサービスが知名度を高め拡大していったのもSXSWからでした。
世界の最先端で働く人から、私たちの日常で使えるサービスまで様々な可能性がオースティンにはあるのです。
という3本柱で毎年大々的に開催される SXSW、1回行ってみる価値はあるはず!!
ネインもAPlayを持って3月12日〜15日に参加いたします!!
http://www.nain.jp/press/sxsw-2017/